山形県のわさびつくり 産地見学 山形県 (2)
2014.03.10|産地情報
山形県東根で作られるわさび。
ごらんの通り、ハウスがたくさん並んでいます。
ここ、東根は、山形県でも屈指の大湧水地帯。
湧水を源流とする小見川は環境省の「名水百選」にも選定されている清流です。
その川には200万年前から住み着いているといわれるイバラトミヨという淡水魚が棲息しています。
山形県の天然記念物にも指定されています。
このイバラトミヨが棲息する小見川の同じ水源となる地下水を利用して栽培しているのが
「山形わさび雪芭蕉」です。
ハウスの中には、組み上げられたきれいな水が、常に流れています。
?この日、収穫されたわさびの一部。
静岡県や、長野県が、わさびの産地として、有名です。
ただ、冬場のわさびの収穫は、雪の影響で収穫できないことがあります。
ここでは、ハウスなので、そのような収穫の不安定さはありません。
「豊かな水資源のおかげで、周年、極上のわさびが、生産できています。」
?ハウスの中では、わさびの葉が大きく育っています。
ちらほら、わさびの花も咲き始めています。
白く見えるのが、わさびの花です。?
?1本抜いて見せてもらいました。
わさび根から、たくさんのひげ根が出ています。
おいしいわさびの育成には、このひげ根の部分がぐいぐい伸びていく環境が大事だそうです。
独自の技術で、ハウスの中では、大きなわさびが育っています。
?静岡県や長野県の産地にも詳しいバイヤーさんからも、盛んに鋭い質問が飛びます。
農業生産法人の大富農産有限会社の櫻井清晴社長が、
ひとつひとつ丁寧に説明してくださいました。
雪国で育つわさびの魅力に、一行、おおいに納得したのでした。
周年、極上のわさびが生産される。
それが大いなる魅力の大富農産さんでした。?
?「品質と安全を最優先して栽培しています。また、天候や季節に係わらず一年中出荷をしています。山形わさび雪芭蕉をぜひ、ご利用ください。」
?熱意あふれる大富農産有限会社の代表、櫻井清晴さんでした。
この「山形わさび雪芭蕉」、気になる方は、どうぞ、市場ネットショップまでお問い合わせください。