問答無用・男の手料理 第一回『タケノコの味噌煮込み・ナポリ風』 byまいく
2012.04.11|クッキング
第一回のテーマは、ズバリ! 春の旬を食う!!
ということで、仕込んだ食材は、春の旬を代表する食材だ。
タケノコ、新タマネギ、そしてウインナーソーセージ(これは旬ではなかった…)
まずはこの写真。なんて清清しい絵なんだろう…
まず、主役のタケノコ。
米糠一握りとたっぷりの湯で、しっかり茹でて、灰汁抜きする。
いわゆる“タケノコの水煮”だ。
次は、いよいよ、脱がす!?
目眩(めまい)を感じるほどにまばゆい。
「君の肌って、なんて綺麗なんだ」
そのまま、むしゃぶりつきたい衝動にかられるが、ここは我慢。
先っちょが黄色いのは、鮮度の証しだ。
たっぷりの水をたたえた雪平鍋で茹でる。
その間に味噌ダレを拵える。
白味噌をベースにした、門外不出、秘伝のタレである。
計量カップはタレ。小皿は、唐辛子の輪切りと隠し味の昆布茶2種。
手前、色白のほうは、梅昆布茶だ。
鍋がグツグツ唸りはじめたら、茹ったタケノコをさっとザルに移す。
このタイミングを逃すと、せっかくの旬の風味を逃がすから、
とても重要な瞬間だ。
ほ~らね! きれいに茹で上がったでしょうに…
さて、今回の料理の名前の由来だが、なぜナポリ風なのか?
ここから、そのタネ明かしをしよう。
『タケノコの味噌煮込み・ナポリ風』は、オリーブ油を使う。
つまり、一見和風だが、実はイタリアンなのだ。
さらにウインナーソーセージが参加したことで、
昔懐かしいスパゲッティー・ナポリタンを思い出す。
だから、ナポリ風。
タケノコが嫌い!のぼくちゃん、嬢ちゃんも、これならいける。
我ながら、実に心にくい演出である。
オリーブ油をなじませた中華鍋に、さきほどの秘伝のタレを流し込む。
周囲が、煮立ちはじめたら、間髪入れずに…
タケノコ、ウインナーソーセージと、輪切り唐辛子、昆布茶を放り込む。
?最後に、もう一人の春の主役、新タマネギが加われば、ご覧のとおり。
できた~~~~~~!!
美味しそう~~~
お味はどうかって?
そこは、ご想像におまかせします。
男の手料理は、問答無用なのだ。
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