いちごが楽しめる時期がやってきました。
2015.01.16|今週の市場情報
1月から4月頃まで、いろんないちごをお楽しみいただけます。
各地のいちごを順にご紹介していきます。
「ゆめのか」
きれいに色づいたいちご。
上の写真は、昨日(1月15日)に市場で撮影した長崎県産の「ゆめのか」いちごです。
この品種は、完熟に近い状態で収穫されます。
だから、甘さも強め。
酸味が程よく、とてもさわやかな、いちごらしい味わいです。
果肉もしっかりしていて、「おっ、いちごを食べている」と実感できます。
「ゆめのか」という品種は、もともと愛知県で品種登録されました。
温暖で日当たりがよいとされる長崎県は、その品種を力をいれて生産しています。
「みんなの夢が叶うおいしいイチゴ」
そんな願いがこの「ゆめのか」という名前に託されています。
【おススメの時期】12月下旬~4月上旬
「あまおう」
一言でいうと 「あかい・まるい・おおきい・うまい」 そんないちごです。
福岡県で限定生産される福岡県ブランドのいちご。
大粒で甘みが強いという特徴があります。
みごとに、濃い紅色をしています。
あまおうの名前は、「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字から、生まれました。
また、「甘いイチゴの王様になれるように」
との意味も込められています。
台湾や香港などにも輸出され、人気を高めています。
【おススメの時期】 12月下旬~4月上旬
「紅ほっぺ」
一言でいうと、色鮮やかで、さわやかな甘酸っぱさのいちごです。
果実の中まで、赤い。
甘みと酸味とのバランスが良く、いちごらしい「甘酸っぱさ」が美味しい。
各地で栽培されています。
「ほっぺが落ちるくらい美味しい」
というところからこの名前がつけられました。
【おススメの時期】 1月下旬~4月下旬
「さがほのか」
一言でいうと、「酸味はやや少なめで、甘みが強い」
佐賀県生まれのいちごです。
食感はやや硬め。
酸味が穏やかで、濃厚な甘さとのバランスが、いちごらしいさを感じさせてくれます。
きれいな円錐形の粒が少し大きめのいちごです。
鮮やかな紅色で、艶があり、形もきれいので、「飾り」に使うのに適しています。
果肉は、白いです。
【おススメの時期】 12月下旬~4月中旬
「さちのか」
一言でいうと、濃い赤の美味しいいちごです。
果皮は濃い赤色です。
実の中も淡い赤色をしています。
形は、長円錘。
糖度が高くて香りのよいイチゴです。
果肉がしっかりしていて日持ちがよく、全国の作付け面積もトップクラスの人気種です。
ピューレにすると綺麗な濃い色のものが作れます。
【おススメの時期】 1月~4月上旬
「女峰」
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一言でいうと、美しい円錐形としっかり酸味の利いたいちご。
糖度が高く、酸味もしっかりあります。
大玉で酸味の少ない品種が増えている中で、女峰はしっかりした酸味が特徴です。
酸味が強い品種を好む年配者に喜ばれやすいです。
また、生クリームと相性が良いとされています。
果実の中まで赤いので、
ケーキなどで鮮やかなカット断面を生かすことができます。
女峰は、かつて『東の女峰、西のとよのか』と言われるほどの主力品種でした。
今では、全国のいちご生産量のわずか5%だけです。
香川県では今でも「女峰いちご」を主力品種として栽培しています。
【おススメの時期】 12月下旬~4月下旬
さて、イチゴはこれからがシーズン本番。
4月までいろんないちごが楽しめます。