美味しい魚のお店、宮川商店さんのある1日~お店編
10月10日、午後3時・・・
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あとは、お客さんを待つのみ。
店はここからが本番です。
さっそくのご来店は、
いつもわざわざ電車で買いに来てくれる
この奥さんです。
「さて、きょうは何を買おうかしら。
目移りするわ~」
(お客さん)
「こないだもこれ買うて帰ったんよ。
湯豆腐に入れて食べたら最高のお出汁が出てね。
雑炊が美味しかったわぁ」
ドッサリ買って、レジ袋は、『たわわに実る秋の夕暮れ・・・』
これで、旦那さまと二人、2~3日は楽しめるんだそうです。
いいっすね!
スマホ片手に来店したのはこの女性。
お友達がFacebookにアップした
貝殻付き帆立の情報を見て、
飛んで来たそうです。
お目当ての帆立を8個も買って帰られました。
家族4人で食べるんだそうです。
陽が西に傾き始めた頃からお客さんが増えてきます。
ご近所のお魚好きが、つぎつぎご来店。
お客さんが一服したので、
店の奥で笹カレイの一夜干しを仕込んでました。
ただし、このやり方だとご家庭の冷蔵庫に魚の臭いが「回る」とか・・・
(ご注意ください)
?午後5時半頃になると、男性のお客さんがちらほらと・・・
冷蔵庫のごちそう、けっこう残ってます。
(大将いわく)
「売れ残りは、その日のうちに棄てます」
(僕、思う)
「あ~~もったいな」
時間がたって鮮度(イコール味)の落ちた魚を
お客さんに食べさせるわけにはいかない。
大将の意地とプライドです。
と、思ってると・・・
「ここの魚、美味しいんですよ!!」と、
今夜のおかずにサンマをお買い上げ。
その頃、店先では・・・
こうして10月というのに暑く、長~い宮川商店の1日が終わりました。
いえ、まだ店仕舞いや明日の準備など、いろいろあるんですが・・・
ともあれ、このお店、間違いなく
魚好きによる
魚好きがつくった
魚好きのためのお店
でした。