平成28年3月11日号|「はっさく」とカニは一緒や!と言う果物屋の大将
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「中央市場マガジン・おおさか」第170号 平成28年3月11日号
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__c0__さん、ではでは、今週も、はじまります。
よろしく、お願いします。
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この3月頃の果物のおススメのひとつに「はっさく」があります。
子供の頃、母がはっさくの分厚い皮を切り取って、
中の袋を歯で、噛み破いて、クルッ!とひっくり返して、
中の身を「ホラっ」と渡してくれました。
種をぷっと出して食べたものです。
昭和の時代の話です。
自分でむくのはなかなか面倒です。
母親がやってくれていたから、おいしく食べれたんですね。
結構、面倒くさいことだったんです。
当時、僕の家には子供が四人いたからなおさらです。
それにしても昔は、ゆったりした時間が流れていたものです。
夕方7時には、夕ご飯を家族そろって食べているという友達がほとんどでした。
昔は、夜8時頃には家族みんなが揃っての「だんらん」の時間がありました。
この時、母は、いろんな話を聞かせてくれました。
それを思うと、今時は、みんなが忙しすぎるのでしょうね。
今の子供たちは、習い事や塾、やることが多いですね。
ギリギリやすしが小学生の頃、夜の10時にはもう床に入っていました。
タイムトンネル(たしかNHK)や、「細腕繁盛記」という熱海の旅館の女将の物語など、
夜の10時から始まるテレビ番組を見る時には、
ドキドキしながら、大人の時間を感じていました。
11時になるとそれこそ大人の男を対象にしたイレブンPMが始まり、
ホントに、「夜更かし」しているという罪悪感すら感じて「楽しかった」です。
子供も大人も一つの部屋で過ごす「家族の時間」というものがあったように思います。
家電製品が増えて、部屋の数が増えて、暮らしが豊かにはなったけれど、
ゆったりみんなで過ごす時間が消えてなくなてしまったのでしょうか。
家でもスマホを片手に、ということはないでしょうか?
さて、「はっさく」です。
「はっさくはおいしい。
でも、皮をむくのが面倒といって、今の若い人たちにはあまり好まれていません。
まあ、カニは美味しいけれど、殻を外すのが面倒。まあ、それと一緒です。」
ある仲卸の大将さんの言葉です。
なんか、分かる気がします。
だからというわけでもないですが、この時期、デコポンがおススメです。
簡単に皮がむけ、中の袋ごとパッといただくことができます。
さっぱりした酸味にあまーい果汁がたっぷり。
どうです、家族みんなで、デコポン!
それにしても今の時代、忙しすぎるんですよね。
なんでだろう。
先日の日曜日、ビギンの曲をずっとかけていました。
ほんとうにゆったりした気分になりました。
ずっとこの雰囲気のままいたい、とさえ思ってしまいました。
♪島人ぬ宝♪
♪海の唄♪
♪恋しくて♪
中でもこの歌は情景がよく見えてきた。
♪防波堤で見た景色♪
https://www.youtube.com/watch?v=UHjyiEtqVq8
この曲を聞きながら、デコポンを家族で食べる時間。
そんな日があっても良いのでは?
http://www.osakafu-chuouichiba.com/items/decopon/
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鰻好きの人におすすめです。!
ご自宅で、存分にうな重をお楽しみ頂けます。
やっぱり、炭火の手焼きの本物は、ほっくりとうまいです。
元気モリモリな気持ちになります、うなぎは。
ベテラン職人が手焼きする「炭火焼き」のうなぎの蒲焼です。
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炭焼きで、すごくおいしい! 市場の「朝焼きうなぎ」3,400円から。
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「ごっつぉさん」の昨日・今日・あした
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学生服を着た男の子がおいもさんを3本買ってくれた。
ひとりで、3本。よっぽど好きなんだろう。
聞いてみると、父と母の分だという。
しかも自分のお小遣いで買うのだと。
「頼まれたの?」
「ううん。おいしいから」
「じゃ、ケーキとかも買って帰ることはあるの?」
「それはない。おいもさんだけ」
へえ~。
ええ子やねぇ。
焼いも専門店 「ごっつぉさん」
https://www.facebook.com/gottsosan/
大阪府茨木市総持寺駅前町5-29
電話番号 072-646-8898
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最後までご覧いただき、ありがとうございます。
(^人^)感謝♪
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編集後記
▽お元気ですか~!!
近頃、スーパーで、“後ろめたい”思いをすることがあります。
牛乳売り場なんかで商品を選ぶとき、「できるだけ消費期限が
長いものを・・・」と、ついつい“奥からとって”しまうときです。
廃棄食品の横流し事件を機に、食品ロスの問題が以前に増して
テレビや新聞で大きく取り上げられるようになりました。
製造日の古いものから消費すれば、まだ食べられるのに
捨てられる食品を少しでも減らすことができます。
東京のとある大手スーパーでは、賞味期限が近づいた豆腐や
肉製品、惣菜に値引きシールと合わせて、
『つれてって!それ、フードレスキュー』のシールを貼って、
売れ残って捨てられる食べ物を救う(?)試みがはじまっているそうです。
さて、そういう世の中の流れは十分にわかってるんですが、
僕はというと、相変わらず“奥からとって”しまいます。
なにぶん独り暮らしなもので、1リットルの紙パック入り牛乳
を飲みきるのに、2週間くらいかかることがあります。
「それなら500cc入りを買えば!」と叱られそうですが、
それはそれで割高になって、損したような気分になります。
かくして、スーパーの牛乳売り場の前で、
店員さんの目を盗むようにこそこそと奥の方から牛乳をとります。
いっそのこと、消費期限が1日長いと10円高くする、
くらいの値付けをしてくれれば、こういう罪悪感はなくなるのですが・・・
牛乳棚の手前に並ぶ牛乳が、「つれてって~」と、
寂しげに語りかけてくるような・・・ごめんね
(まいく)
▽いつもいく散髪屋さんでの話。
焼き芋屋さんで、鰻やマグロ、それにイチゴやデコポンも売っているというと、
頭に?がいっぱい浮かんでいた。
そりゃそうだ。
いったい、何屋さんなのやー、と。
市場のネットショップをやっているので、
ネットが出来ない人でも、店頭のカタログで注文して、予約することができる。
家までの配達はないので、今流行のオムニチャンネルのようなもの。
「それって、キムチのようなもですか?」
「いや、それはオモニやんかー」
散髪屋の兄ちゃんは、ますます、?マークを頭の上に掲げていた。
分かりやすくいうと、昔あちこちにあった「よろずや」のようなものでもあるけれど、
でも違うのは、目利きが選んだものをさらに目利きしてご案内する目利きショップ。
「旬の美味しいもの、お味見して、予約で、賢いお買いもの」ができます。
中央卸売市場がある町・茨木ならではの「新しいお店」なんです。
こんなお店が増えるといいなという思いで先頭を歩きます。
(ギリギリのやすし)
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