平成28年5月6日号｜輸出の下見？というわけではないけれど、台湾へ行ってきました。
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「中央市場マガジン・おおさか」第178号 平成28年5月6日号
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__c0__さん、ではでは、今週も、はじまります。
よろしく、お願いします。
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4月29日から始まった長いゴールデンウイークもひといきつきました。
いや、まだあと3日間あるよ、という人もいるでしょうね。
ギリギリやすしは、休みの前半は台湾へ行ってました。
ここのところ、台湾や香港など海外から野菜や果物を仕入れたいという引き合いが
ふたつも続いたので、少しは海外への見聞を広めておきたいと思っていたところ、
ちょうど良い機会だと思ったので思いきって行ってきました。
まず一番に感じたのは、街中が大変な活気にあふれているということでした。
台北の空港からホテルまで、タクシーで高速道路を使いました。
車のスピードは常時120キロを少し超えるぐらい。
前の車との車間距離は10メートルもありません。（近すぎ！）
急な車線変更をなんども繰り返します。
スピード狂かと思うぐらいの運転です。
一般道では、そんなタクシーやバスの横を
バイクが、これまたスピードを上げて、ガンガンすり抜けていきます。
二人乗りのバイクもビュンビュン行きかいます。
交差点での信号待ちでは、横断歩道の前に
１００台近くのバイクが、ダンゴになっています。
こうした光景は、すべて活気の現れと感じました。
地下鉄や鉄道に乗っても、車内は人が話す声でにぎやかです。
それに、見るからに若い人が多いです。
テレビを見ても若い人たちが、たくさん登場しています。
振り返ってみると、こちら日本はどちらかというと、
世界の先頭をきって、超高齢化社会の国と言われるだけあって、
台北に比べると、にぎやかとされるこの大阪も、おとなしいものです。
民族性の違いもあるかもしれません。
人口の３割近くが65歳以上の日本、
知らぬ間に、「じじむさく」なっているのでは？
とあらためて反省させられたように思います。
食事は、小龍包で有名なお店に二か所、行きました。
それに朝粥をいただきました。
どれも安くて美味しかったです。
食費は日本の半分ぐらいの費用でたくさんいただけた感じです。
そごうと三越のデパートの食品売り場で、野菜や果物を見て回りました。
人参は２本で７０円ほど。
日本の半分ぐらいの値段です。
そんな中、リンゴは、１つ５００円ほどで売られていました。
日本の果物は、高級品扱いでした。
魚売り場には日本産の魚、
そしてお米やお酒も日本のものがたくさん並んでいました。
そういえば、街を走る車の７割以上がトヨタ車だったように思います。
シャープが台湾の会社、鴻海精密工業に買収されたことがニュースになりました。
経済の面からみると、国という垣根は、もうあまり高く意識しない方が良いのだろうと
感じました。
TPPが進めば、国をまたぐ経済の流れも今の想像を超えるものになるに
違いありません。
これからは、もっともっと柔らかな感性と智性を
磨いていかなければならないなとつくづく感じた次第です。
それに元気、活気が何よりも必要な時代に
なってきているのではないかと思いもしました。
旅先ではいろんな人に親切にしてもらいました。
これからは、日本を訪れる観光客の皆さんに
これまで以上に親切にしていきたいと思った旅でした。
５月末頃からの発送になります。
美味しい赤肉メロン
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お店は、本日から営業開始です。
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最後までご覧いただき、ありがとうございます。
（＾人＾）感謝♪
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編集後記
▽お元気ですか～！！
お元気ですか～！！
『富山の薬売り』と聞いて、すぐにピンとくる人は
随分少なくなったのでは、と思います。
風邪薬や痛み止め、絆創膏といった家庭の常備薬、いわゆる置き薬を
一軒一軒、顧客の家庭を訪問し、備え付けの薬箱
（たいがいは製薬会社から支給された社名入り）をチェックして、
使った分だけ補充して巡る営業さんの呼び名です。
別にみんなが富山の人ではないでしょうが、富山県は昔から製薬会社が
多いことから『富山の薬売り』なんて呼ばれ方をするんでしょうね。
連休中や夜中に発熱した時とかに置き薬があると、たしかに助かります。
でも、コンビニでいつでも必要なときに薬が買えるようになった今では、
ニーズは随分減ったはずです。
さて、僕が勤務する職場にも６０歳代とおぼしき薬売りのおじさんが、
月に１回、やって来ます。
いつも静かにやって来て、小さな声で挨拶すると備え付けの薬箱を点検
して、無くなったり少なくなった薬を補充すると、
また静かに帰っていきます。
「いったいいつからこの薬屋さんが来るようになったのか？」
興味がわいて調べてみました。
もともと製薬会社と僕が勤める会社と取引関係ができたときに、
いわばバーターで薬箱を置き始めたようです。
しかし、かれこれ１０年前にこの取引はなくなったとのこと・・・
おじさん、いつもひっそりと薬箱の中を調べて補充し、
かわりに納品書と請求書を黙って置いて帰ります。
表現は悪いけど、ほんと幽霊みたいに静かです。
なるほど！ 静かな意味がわかりました。
へたに目立って、そもそもの取引がなくなってることが発覚したら、
置き薬の箱もなくなってしまいかねない！？
そっとしておいてほしいんでしょうね。
たいした金額ではないので、そっとしておこうと思います。
（まいく）
▽人の行く裏に道あり花の山。
若いころ大好きでよく読んだ邱永漢さんの本に出てきた言葉。
株式運用に関する格言のようなものだけれど、
これを知ってからは、自分の信条の一つとなった。
だから、ゴールデンウイークは、遠出の旅行はしませんでした。
その禁を破って、今回は、家族みんなでちょこっとだけ台湾へ。
次女が今年から社会人になったので、こんな風にみんなで旅行できるのも
こんな機会がないとそうそうないなあ、ということで。
（ギリギリのやすし）
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