「市場の人々」第1章は、「魚を食べる喜びをみんなに知ってほしい」と、
熱く語る魚の伝道師、はまじま水産の社長井上幸治さん。無類の魚好きの「こーさん」です。
旬の恵み。うんまい!
私自身、おいしい魚を食べたい。みなさんにも、おいしい魚を食べてもらいたい!
これが私の思い。
今は秋ですが、たとえば、夏ならハモ。
生のハモを湯引きして食べたら、そら、ほんまにうまい!
梅肉も何もいらん。そのままで、うんまい。それが旬の恵みちゅうもんです。
生のハモに塩をパッ!パッ!と振って、バーナーでちょっとあぶって、パクッ!
湯引きの後のダシをこして作るおすましも、うまい。
スライスした新玉ねぎを、ハモと炊いてええなあ。食べてもらったら、すぐわかる。
料理屋さんに行くのも良いけど、家で食べられます。
男の人は、仕事関係で外食の機会もあるでしょうけど、 奥さんや子供さんはなかなかチャンスは少ないのと違いますか。
家で家族みんなで食べられたら、それ幸せちゃいますか。
たまーに、ランクを上げて、うんまいお魚を楽しみませんか。
ひとくちに天然ものの鯛といっても、1キロ1,000円のものから1キロ5,000円のものまであります。
それだけ、味わいも違います。
うまい魚へのこだわりが強いから、店のメンツにかけて、値の張る魚をセリで落とすこともあります。
ほんとは、「自分が一番食べたい!」というだけのこともあるんですけど。
損得を忘れてしまうほど、
旬のうんうまいもんの魅力はでかい!