お父ちゃんが、だいどこ(台所)に立つ!
2013.06.20|
不肖、ギリギリのやすしが、久々にだいどこ(台所)に立ちました!
今が旬の「いさき」
「いさき」を食べるなら、今しかない!
そう力強く教えてくれた、魚大好き仲卸「こーさん」のささやきに、よし!と
「初夏 鮮魚セント」を買わせていただきました。
「こーさん」とこの魚は、天然鮮魚で、しかも「活け〆」
「活け〆」は、市場まで生きて届けられ、市場で〆て神経を抜かれる。
つまり、抜群の鮮度がウリ。
生のまま、お造りでいただくのはもちろん、焼いたり煮たり、
素材を生かした調理で、魚の素のうまさをそのまま楽しむことができる。
そのためには、魚を「まるのまま」買って、自分で調理して
食べることが必要。躊躇(ちゅうちょ)しているばあいではない。
うろこをとって、鰓(えら)をこそげ落とす。
白子をはずし、内臓をとり、塩をふって、塩焼きにした。
?魚を2枚や3枚におろすのは、慣れが必要だけど、
この程度のことなら、僕のような初めてのものでも、
ネットで調べながらできた。
うまいことはいうまでもない!
頭からしっぽまで、30センチ近くあったように思うが、家のガスコンロでバッチシ焼けた。
火は、上と下と両方から当てた。
なんちゅう、うまさや。
日頃はあまり魚を食べたがらない、大学生の娘二人が、
取り合うようにして食べてくれた。
やっぱり、うまいもんは、うまいっ!ちゅうことやねんなー。
気が付けば、きれいに平らげてた。
骨はしゃぶったのか?
今は、旬なので、産卵前なので、「白子」や「真子」が入っている「いさき」
ぼくの「いさき」には、「白子」が。
これもガスレンジで焼いて、ポン酢でいただきました。
濃ゆーい、うまさが口の中に広がりました。
日本酒もいいですね。
もちろん、いさきは、酒のあてになるけれど、ご飯にもめっちゃあいますね。
一緒に手に入れた、しじみで味噌汁も作りました。
はまじま水産の「こーさん」は、
「しじみがたっぷり入った味噌汁を飲むとグググーッと肝臓にまでしみわたり、
体中に元気がみなぎる感じがするなあ」
と、しじみ、いやしみじみ言いました。
「しじみの旬は冬やけど、今も美味しいで」とも。
島根県のしじみで、粒も大きく、出汁(だし)も、実も満足の一杯となりました。
ぜいたくに、サザエのつぼ焼き、もしちゃいました。
刺し身にして、生のまま食べられるサザエだけに、
つぼ焼きにしても、美味しかったなあ。
「刺し身にするなら、大ぶりのサザエが必要になるけれど、
それは、寿司屋さんなどに卸してます。ご家庭で食べるなら、
小ぶりのもんを、ガスコンロで焼いて、醤油を垂らして、ハフハフ食べれたら、
えええんちゃいますか。その方がお得やで!」
ほんま、ほんま、そうでした。
活けダコを軽くゆであげて、たこぶつにしました。
この調理も楽しかったです。
生まれて初めて、活けだこなるものを触りました。
スミをとって、粗塩で20分ぐらいもみました。
これもやり方はネットで調べました。
ボウルの中で、タコをもんでいると、どんどん泡がでてきて、ぬめりが取れていきました。
それからたっぷりのお湯で10分ほどゆで、ぶつ切りに。
噛めば噛むほど、うまみ、甘味がでてくるタコちゃんでした。
タコってこんなに美味しかったの?と大学2年の次女が言いながら、
箸を止めません。
それにしても、たまにしかしない、男の料理は、
後片付けをきちんとするのはもちろん、何かと気を使うものではあります。
それでも、たまには、月に1回ぐらいは、家族サービスのつもりで
だいどこに立つと、また新しい喜びを見つけることになります。
そんなことを気付かせてくれる「初夏 鮮魚セット」でした。
これもまた、たのし。